永遠のビギナーズラックを求めて

「言語の慈雨に包まれた美しい宝石の名著」や「成長と安定を兼ね備えた投資の傑作」を見つけたら紹介するブログ

【厳選】投資の神様 ウォーレン バフェット おすすめ本3選


近年、老後2000万円問題が話題となり、「株式投資などの資産運用を始めてみよう!」と思う方も多いのではないでしょうか。 日本では教育されない投資ですが、その知識や経験を持たずに近年の低金利時代を生きていくことは危険かもしれないです。

そうはいっても、最初はなにから手をつければよいのだろう?!

そんな方のために、世界一の投資家の本をご紹介します。

複利は人類による最大の発明だ。知っている人は複利で稼ぎ、知らない人は利息を払う」
“Compound interest is man’s greatest invention. He who understands it, earns it. He who doesn’t pays it.”

この言葉を残したのは、相対性理論を大発見したアルバート・アインシュタイン博士です。 そして、そんな大発明を世界一実践したのが、ウォーレン・バフェット氏です。

どんな人に刺さる本なのか
株式投資や資産運用に興味がある ・会社の財務や業績の分析を身につけたい方 ・世界一の投資家の人生を知りたい方

  反対に、短期投資で大勝ちを目指している方や投資先の会社に興味がない方にはおすすめできない本です。

億万長者をめざすバフェットの銘柄選択術

10年以上売れ続ける脅威のロングセラー本。 なぜGMはダメで、コカコーラなのか? 今、投資界で話題沸騰の戦略本。

<基本情報>

  • 出版社  :  日本経済新聞出版
  • 発売日  :  2002/5/20
  • 単行本  :  229ページ

<この本の良いところ>

バフェットの投資手法が詳しく説明されています。優良企業を見極める8つのポイント、絶好の買い場が訪れる4つのケース、投資収益率を高める3つの条件などが説明されています。例題もあり、投資手法を学ぶだけでなく、参考書のように使いこなすための一冊。

<一番刺さった言葉やシーン>

  現状を維持するために、内部留保利益の大きな割合を再投資する必要があるか

内部留保利益をどこに向けるかで企業の成長性を見分けることができます。 設備更新や研究開発のための再投資負担の少ない消費者独占型企業を見つける上で重要なポイントです。 まさにバフェットの一貫性が感じられます。常に優良企業であり続ける株式がどこなのか認識できました。

史上最強の投資家バフェットの教訓 ―逆風の時でもお金を増やす125の知恵

「愚か者でも経営できるビジネスに投資をしなさい。 なぜなら、いつか必ず愚かな経営者が現れるからだ」

<基本情報>

  • 出版社  :  徳間書店
  • 発売日  :  2008/1/1
  • 単行本  :  228ページ

<この本の良いところ>

バフェットは自分では決して本を書かない。親しい著者がバフェットの言葉を厳選し、一冊の本に。難しい話はなく、スラスラと読める本です。 バフェットの投資の投資に対する考え方を教訓をを通して学べる一冊です。

<一番刺さった言葉やシーン>

ふつうビジネスの世界では、透明度が高いのはフロントガラスよりもバックミラーのほうである。

未来の不確実性が高い業界・商品には興味を示さない。十五年先を見通せる実証済みの商品にこだわる。株の投機的な要素を排除し、負けない投資をしながら、勝ち続ける投資を続ける彼の投資法が詰まった教訓である。

株式投資に限らず、ビジネス全般にも通じるが、分析をしていかに負けないリスクを減らすかが重要だと再認識させられます。

株で富を築くバフェットの法則

リーマンショック時に投資して1兆円の利益。なぜバフェットだけ勝てるのか?

<基本情報>

  • 出版社  :  ダイヤモンド社; 最新版
  • 発売日  :  2014/4/25
  • 単行本(ソフトカバー)  :  368ページ

<この本の良いところ>

9つの投資事例を中心に、バフェットの投資戦略が明らかにされています。 他の本と比較すると新しい本であり、よく厳選して一冊の本にまとめられたなと思います。本簡潔に全体像を網羅できる一冊です。

<一番刺さった言葉やシーン>

最も重要な発見は、人々が損失を避けようとする傾向だった。人々は、買ったときの喜びに比べて、同じ大きさの負けをしたほうが2倍から2.5倍重く考えていることを数学的に証明した。言い換えれば、損失による痛みは、買った時の喜びよりもはるかに大きいということだ。

株式市場が心理戦だと言われる背景でもあると認識できる言葉です。どういった心理が生まれ、どういった行動に出てしまうのか知っておくだけでも、いざ損失に陥ったときの対応は全然違ってくると思います。

投資や資産運用について考えたい人は、今回紹介した本の中で気になったものを手にとってみてはいかがでしょうか。