永遠のビギナーズラックを求めて

「言語の慈雨に包まれた美しい宝石の名著」や「成長と安定を兼ね備えた投資の傑作」を見つけたら紹介するブログ

【人気】企業の経営 仕事への向き合い方がわかる おすすめ本3選

仕事を長くされてきた先人たちに仕事を学べるツールが本です。偉大な人になればなるほど、直接話を聞くハードルはどうしてもあがってしまいます。ですので、偉大な先輩が残してくれた極意を思う存分嗜めます。特に、今回は大企業をピックアップしてますので、ぜひ一読ください。

どんな人に刺さる本なのか
・企業を知りたい大学生の方 ・仕事を始めたての若手の方 ・大企業に興味がある方

 

トヨタ 仕事の基本大全

シリーズ累計50万部突破! 改善、5S、問題解決からリーダーシップ、マネジメントまで 自分の頭で考え、自ら動く人材に成長するトヨタメソッドを完全網羅! ものづくりは人づくり

<基本情報>

  • 出版社  :   KADOKAWA/中経出版
  • 発売日  :   2015/2/20
  • 単行本(ソフトカバー)  :  383ページ

<この本の良いところ>

トヨタで求められるのは、仕事の問題点を見つけ、改善し、日々進歩すること。つまり、従業員一人ひとりが、自分の頭で考え、やりがいをもって仕事をすることです。だからトヨタの現場は強い。そしてトヨタには、誰もがそれを実現できるメソッドがある。そんな、5S、改善、問題解決の8ステップ、成果を定着させる手法が紹介されています。ビジネスマンが一生使える一冊。

<一番刺さった言葉やシーン>

  人を責めずに、しくみを責める

人が気をつけていなければというアプローチはいつまでたってもミスは減りません。本質の真因である何かに目を向けなければ、問題は解決していかないです。人を責めていてはリーダーにはなれません。例えば、大将軍は家来のミスで死んでしまいます。仕組みを改善して、誰でも対応できるようにしなくては命を失うのは自分です。注力すべきは人ではなく、仕組みが機能しているかです。

ザ・ラストマン 日立グループのV字回復を導いた「やり抜く力」

復活の立役者が語るプロのビジネスマンの条件 「自分の後ろには、もう誰もいない」――ビジネスマンに必須の心構えとは。

 

<基本情報>

<この本の良いところ>

日立の大躍進にはラストマンがいました。 筆者はかつての上司の言葉を深く胸に刻んでいます。 「この工場が沈むときが来たら、君たちは先に船を降りろ。 それを見届けてから、オレはこの窓を蹴破って飛び降りる。それがラストマンだ」 みなさまもラストマンになるための一冊。

<一番刺さった言葉やシーン>

評論家は永久にラストマンになれない。

どこの会社にも口だけ達者な人はいるのではないでしょうか。それでは真のリーダーにはなれません。それ相当の覚悟が必要です。

明るい会社3M

Why can they create 50,000 items?

<基本情報>

  • 出版社  :  日経BP
  • 発売日  :  1998/1/20
  • 単行本  :  253ページ

<この本の良いところ>

有名どころだと「ポストイット」を送り出している優良企業です。 自由で創造的でGoogleルールで有名ですが、いち早く業務時間の15%を好きな研究に充ててよい「15%ルール」を取り入れております。50000点の製品を扱い、なお年に500点の新製品を生み出す3M社の解説書。新製品を生み出す秘密が良く分かります。

<一番刺さった言葉やシーン>

3Mイノベーターは①革新的であり、②幅広い興味を持ち、③問題解決者であり、④自分自身を鼓舞し、⑤強い職業倫理を持ち、⑥人脈を持つ。

単に革新的な問題解決をするだけでなく、興味や倫理観も持ち合わせ、人と協力して進めていく個人が要求されてきます。個人、集団、組織において知識創造を促進される仕組みが醸成されている組織こそがイノベーションを起こせる企業だと実感されます。